注目の道院

京都峰山道院
京丹後市

自己の可能性を信じ、一歩を踏み出せる人になるために
京都峰山道院 -金森 智徳-
道院長
金森 智徳 先生
(大導師 准範士 六段)
趣味/特技パズル、数学、車、ラジコン
連絡先 0772-62-0507
kanahome@ares.eonet.ne.jp
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先生について

道院長になったきっかけ/エピソード

私は大阪府立(現 大阪公立)大学の部活動で少林寺拳法を始め、地域の白鷺道院にも練習に行き(二段まで)、のち日本電装(株)(現 デンソー)に就職し、そこにあった少林寺拳法クラブで四段までにして頂き、母校峰山高校に数学教員として帰郷しました。

様々なご縁を感じ、丹後で久美浜町に道場を出しておられた吉岡暁先生に支部を出したいと相談し、峰山道院・峰山高校支部開設に繋がっていきました。

当初は部活動をという思いでしたが、道院の条件が厳しくなりスポ少に変わる支部が出てくる中、当道院には金剛禅に魅かれて続ける拳士もあり道院をなくしたくないと思い、スポ少併設とする形で、道院長を引き継ぐことを決意しました。

指導に心がけている事

開祖の描いたビジョンを裏切らないように、開祖ならどう答え、どう教えるだろうかということを常に意識して指導に当たっています。

例えば、自他共楽の考えと自己確立の教えは特に大切に考えています。拳技は、寄り所となる自己を作るための易筋行ではあるけれども、社会で役立つ人間になるための考え方を伝えるため、つまり人を呼び込むための一手段であるとか、「人間の中身はすぐに変えられなくとも行動は明日からでも変えられる、一生禿げない金メッキを塗り続けなさい」等。

技術においては、剛の中に柔あり、柔の中に剛あり、いざという時にその人にとって役に立つ技術になっているかということを心がけています。

どんな道院を目指している?

 靴を脱ぐ道場の入口の壁に、次のような言葉が貼ってあります。

『少林寺拳法は老若男女誰にでも、何時からでも始められる護身の術である。それは寄り所となる自分を作るための自己確立の道であり、その過程に於いて自信と強さを得たなら、半ばは他人の幸せも考えて行動できる人に成らんとする為の「行」なのである。』

これは道場設立当時、少林寺拳法の私なりの理解をまとめたものです。自分を信じることは実は容易なことではないのかも知れません。

しかし、自分を自分で信じてあげなければ自信は生まれません。根拠のない自信ではなく、本当の自信を身に付けるために。そして拳士皆の笑顔のために。

道院について

道院の特徴/雰囲気

京都峰山道院は道院長と副道院長がご夫婦ということもあり、家庭的な雰囲気のある道院だと思います。

小学生、中学生、親子、成人と拳士の年齢も様々ですが、お互いを尊重し合い時に厳しく、でも和気あいあいとした中で皆楽しく修練をしています。

最近では女性拳士が増え道院長以外全て女性!なんてこともありますよ。また時々勃発する夫婦げんかのを見るのも楽しみの一つです(笑)。(by K拳士)

所属拳士からの一言

娘と一緒に入門しました。入門した理由は自分の身は自分で守れるようになり、なってほしかったからです。

ですが、そんな簡単なことではありませんでした。

(力が)強いだけではだめだという事を少林寺拳法では教えてくれます。体力的にもついていけない事もありますが、自分のペースで良いと指導してくださる道院長を始め、支部長(スポ少支部長・副道院長)、先輩拳士の方々。

楽しみながら修練させていただき、感謝しています。