元々武道に興味があって偶然手にした少林寺拳法の本は、そのほとんどが教えに関することばかりで、技法に関することは後ろの方に少し載っているだけでした。それは非常に印象的でしたね。
それからさらに少林寺拳法のことを知れば知るほど夢中になっていきました。
少林寺拳法の教えや技法は大変奥が深く、面白い。そして稽古に励む中で色々なことを学ぶ。それらは後の人生に活かすことができる。また道院ではたくさんの仲間もできる。もっとこれを広めたいと一念発起し、道院長になりました。
道院長というのは、金剛禅の布教者でもあり指導者でもあります。また同じ一人の修行者です。そんな気持ちで、拳士と共に稽古に励み、一緒に汗を流します。
少林寺拳法というものを通じて、拳士たちには人間としての素直さや心の強さ、また他者を思いやる気持などを身に付けて貰いたい。そんな気持ちで拳士たちと向かい合っています。
皆に楽しみながら続けていって貰いたいです。
大人も子供も「ただいま!」と言いながらおうちに帰ってくる、そして私が「よう帰ってきたなぁ」と言って迎える。そんな、子供たちにとっては時にはお父さんのような心持で接しながら、皆が仲良くて、温かくて心地よい、そんな家族と一緒にいられるような道院の雰囲気づくりを大切にしています。
舞鶴道院は、そこへ行くとまるで家族と一緒にいるような、そんな温かい場所でありたいと願い、そのような雰囲気作りを大切にしています。大人も子供も「ただいま!」と
言ってまるで家に帰って来たかのような道院でありたいと思っています。
子供はもちろん、大人になってからはじめた方もたくさんいらっしゃいます。世代を越えた仲間がたくさんできます。ぜひ一緒にやりませんか?
内気な性格の我が子が変わるきっかけになればと思い、親子で楽しめる少林寺拳法に一緒に入門しました。はじめの内は不安もありましたが、子供がご近所の方に自分から大きな声で挨拶をするようになりました。親としては大きな変化であり、嬉しかったです。私自身も、道場にいる他の方達と子育ての話や仕事の話などもしながら、マイペースに続けられており楽しいです。