北野道院長が参加した本山での道院長研修会を紹介します。
少林寺拳法の本部は、香川県多度津町という人口2万人の町の山の中腹にあり、今年も5月から6月の週末ごとに毎回400~600名の全国の道院長が四国に向かいます。
本州から四国に渡るために、かつては金曜の夜に夜行フェリーで瀬戸内海を渡っていたそうですが、現在では瀬戸大橋など3つの橋がかかっており、車で渡ることが可能です。
本部の道場は、当初は5畳半ほどでしたが、現在では敷地内に500畳を超える広さの道場が3つもあり、道院長研修だけでなく、大学の合宿や講習会にも利用されています。
研修は土日の二日間で行われ、技術の修練(易筋行)だけでなく、講義やディスカッションを通して、少林寺拳法の指導者である道院長たちが金剛禅の布教や道院の運営についての工夫やアイデアを得る場所とされています。
また、道院長研修の楽しみとして、指導を受けた先生や一緒に汗を流した仲間、高名な先生方との交流・情報交換もあります。
この時期、土曜日の夜には、多度津周辺のいたるところのお店で旧交を温める道院長の姿を見かけるそうです。
北野先生もかつて所属していた道院の先生方との写真を送ってくださいました。
北野先生が京都京極道院に来る前に所属していた愛知梅坪道院のメンバーと。
山形在籍時に北野先生がお世話になった山形県連盟の先生方と。
北野先生が道院長研修会で得た技術や知見が活かされ、パワーアップした道場の練習を楽しみにしてください。